ラーメン二郎三田本店(ジュニア担当夜営業)
ラーメン(600円)ニンニク少し
もちろん、二郎にブレがあることなど
武藤VS高田戦に筋書きがあるくらい常識ですが
この日のブレは特にスープにおいてかなりの下ブレ
非常に残念なアレだったわけです。
下ブレとはいえ二郎は二郎ですし
スープはともかくブタはいつもどおりの充実度で
いつもであれば、まあしょうがないか
などと呟きながら店を後にするのですが
なんだかこの日は非常になんというか、イラッときたのです。
というのも、店の空気がね、どうにもゆるすぎる。
何を言っているのだこの人は
三田で空気がゆるいのは、当たり前だの日明だろうと
そういう声も聞こえてきそうですが、
まあ、待っていただきたい。
おやじさんの営業に関して、そこにゆるさが漂うことは
それは幾年にもわたっておやじさんが培ってきた空気
それはそれでそういうものだと受け止めてます
でもこのときはジュニアの担当
こんなこと言ってはなんですが、
デビューしたてのペーペーではないですか。
そのペーペーが、残念なスープ作っておいて
ゆるさだけそれっぽく受け継いでどうする、と。
このへんについて感じ方は人それぞれだろうけど
とにかくそう感じたんだから仕方ない。
でもね、おやじさんだって、
最初からゆるい営業してたわけじゃないですよ。
思い返してみれば、それは私が高校生の頃のこと
当時の三田本店は、おやじさんの横におばちゃんがいて
親父さんも今ほど無駄口叩くことはなくて、
店内の空気も今よりちょっと引き締まっていた。
それはおばちゃんの無言の圧力(笑)もあったんだろうけど、
だからといって別にイヤな空気が流れているわけではなく
(藤沢時代の「支那そばや」ではなく、と言い添えてみる)
親父さんもおばちゃんも朗らかに対応してる中に
ほどよい緊張感が流れる、そんな感じで。
そういえば、夜営業開始したばかりの頃は
女性が助手についてたんだけど、
非常にいい感じで空気がピリッとしていたのでした。
あの人はもしかしてもしかしてなのか。
あれですよ。あのほどよい緊張感。
今のジュニアの営業に必要なのは、あれじゃないか。
ゆるい営業するのは30年後でいいですから、
もう少しピリッとやってくれないですかね。
そんなの三田本店じゃないって言う人もいそうですが
それはあくまで、「おやじさんの三田本店」なのですから。
「脱力は一日にして成らず」なのですよ。
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コメント
初めてコメントさせて頂きます。私、77年三田高校卒業のオヤジなのですが、「当時の三田本店は、おやじさんの横におばちゃんがいて・・・」のあたり、どうも時間軸がかぶっているような気がしています。「おばちゃん」って、当時二階の雀荘をやっておられたのではないですかね。今の今まで「私」用だったはずの小ラーメンが、おばちゃんの一声「上、ラーメンお願い」で、雀荘に行ってしまった、という経験を何度かしました。おやっさんの「ごめんな。すぐ作るからな」の一言と共に思い出されます。
そうですね、おやっさんの作り出したあの空間は、おやっさんと歴代の客達が共同で作り出したもの。仰りたいこと、よくわかります。客も店の成長には一役も二役もかってるんですな。
投稿: 大昔の三田高生 | 2013年7月29日 (月) 16時08分
☆大昔の三田高生さん
77年卒ということは大先輩ですね。
本店の移転は私が大学の時のことで、ぎりぎり昔の本店を知ってる世代です。
雀荘との関係は、ただ単に上の階で営業していただけで、
経営に関わってたわけではないと思いますよ。
高校時代にはさすがに昼から麻雀打つことはなかった
(というか雀荘ではなく誰かの家で打ってた)ので
上の雀荘から出前はできませんでしたが
一回やってみたかったなぁ。
投稿: サル番長 | 2013年7月30日 (火) 08時49分
私も一度ジュニアの夜の部に行ったことがあります。
その時は開店直後という訳ではなかったのですが
スープの入った寸胴を覗くと
グツグツと煮立ってなかったのです。
大丈夫かなと思いながら出てきたスープを啜ると
案の定ぬるくコクもなくとても残念なスープでした。
確かにその時もゆるゆるの感じで営業していましたね。
やはりどの世界でも二代目というのは
そんな感じなのかも知れません。
心機一転頑張ってもらいたいものです。
投稿: オリゾー | 2013年9月17日 (火) 15時31分
☆オリゾーさん
困りましたねぇ・・・。
他店へ武者修行に出させるとかしたほうがいいかも。
腫れ物に触るような扱いされて逆効果になりそうですが(笑)
投稿: サル番長 | 2013年9月18日 (水) 14時36分