ラーメン二郎八王子野猿街道店２

夜の野猿街道で、道に迷う。
しかも、真冬に。
あまりよろしくない。

京王堀の内という、初めて降りる駅で
まあだいたいこのへんだろうと
神をも恐れぬアバウトさで突き進んだ結果がこれだ。

まあよくよく考えてみれば
迷「子」って言うぐらいで
道に迷うてぇのはガキんちょの専売特許だろうに。

「迷大人」じゃ字面も微妙な上に
そもそもなんて読めばいいのだ。
あー頭に浮かぶあれやこれやが実にアホアホだ。
早くたどり着かなければ。

やれやれ、やっと黄色い看板が見えてきたよ。




違う違う、そうじゃ、そうじゃないっ！！
　
（ｂｙ鈴木雅之）

や、やっと着いたよ。
看板がやたらとでかいのは、私のようなバカ者のためか。

これが一部では最強説も出る野猿街道店なのか。
学生の熱気がすごかです。

プチ二郎（650円）

お子様向けのビジュアルについては何も言うまい。
君たちも、何も言わんでくれたまえ。

本店の肉汁系スープとは違うベクトルで
個人的な好みの領域からは若干ずれるのだが
これはこれで悪くない。

いや悪くないなどという微妙な言い方は失礼だな。
かなりうまい。
迷大人の過ちもチャラにしてくれるうまさだよ。