ラーメン二郎 相模大野店

私がこの地に降り立つ理由は、ひとつしかあるまい。

相模大野という土地、知らないわけではない。
大学時代、友人が下宿していたので
ちょくちょく遊びに訪れた。
酔っ払った。
寝ぼけ眼で役満を振り込んだ。
ずいぶんと昔の話だ。

駅前は大きく変わってしまったが、
商店街を奥に進んでいくと、
ああこんな感じだった、という町並みが。
やがて、スナックなどが入る建物の壁面に、
光り輝く黄色が見えて。

ラーメン二郎　相模大野店。
いわゆる、スモジ。

行列は外６、中４ぐらいか。回転は早い。
中に入るタイミングで、食券を購入。
おつりはハイチ救援金へ。
二郎を送ってあげたいね。

少なめラーメン（650円）＋にんにく

デフォでもかなりカラメだったように思うが、
カラメ志向な嗜好なので（シャレかよ）問題なし。
スープの乳化の具合もほどよく、
個人的には実にいい落としどころだなと。

固くもないし、ホロホロでもないし。
肉には程よい噛み応え。脂はトロトロ。

二郎としてはちょうどよい固さだと思うが。
これを柔らかいというなら、
二郎食べなきゃいいのに、という
ある意味暴言を吐きたくなる。
これこそ二郎だって。

店主が客にトッピングを聞くときの
「そちらの方、参りましょうか」という独特の符牒が、実にいい。

いい店には、その店なりのリズムがあって、
客はその店のリズムに身を委ねながら過ごすのだが、
それが非常に心地よいので、また訪れたくなる。

スモジ、もちろんまた来たいに決まっているが、
次はいつになるか。。。