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つけめんTETSU(品達)の罪深き味

さて、先日私は会社帰りにボケーッと歩いていたところ、
駅の階段で足を踏み外して足首を捻挫。
しばらくの間は歩くのも一苦労という状態で、ラーメン行脚などもってのほか。
そんなストレス溜まりまくりの日々だったのですが、
やっと歩くのには不自由しないくらいまで持ち直しまして、
そうなるとやっぱり行動したくなるわけですよ。
会社帰りにいそいそと。

ところが、その日はいきなり「ど・みそ」の材料切れで出鼻をくじかれまして、
夜の銀座で途方に暮れ、やっぱり無理しちゃいかんということかな、
そのまま帰ろうか、なんて気分で山手線に乗り込んだわけなのですが、
そういえば途中に「品達」があるじゃないか、ということで
気力も持ち直してきたわけです。
この時点では、その後さらにトホホな事態が待っているとは思いもせず、
品川駅で下車し、線路沿いをいそいそと。

「品達」という集合施設は、近いといえば近いのですが、
通勤の通り道というわけでもなく、
そういう位置取りだと、いつでも行けるしと思って
結局なかなか行かなかったりして、結局未訪だったわけで。
そういう意味では、ちょどいいタイミングです。
で、入ったのは「つけめんTETSU」。
21:50到着時点で2名待ち。
店内見渡してみれば、かなり広い。
厨房前にカウンターが数席に、テーブル席が数十席。
前の2名もすぐに席に通されたし、すでに食べ終えて席を立つ客もいて、
これはすぐに入れると思ったわけですが、
人気店がこの程度の待ちとはラッキー!と思ったわけですが、
なんでだろう。待たされます。

ホール係はおっさん2名とおねえさん1名。
特におっさんは一見店内のあちこちを行ったり来たりして、
あくせく働いているように見えるのですが、
何往復もしてる付近の丼はそのままだし、仕事が全然進んでません。
その上、注文を間違えてるというクレームが各方面から上がってます。
完全にテンパってます。
そのうちにカウンターの1席が空いて、
どう考えてもそこに私を座らせればいいのに、そこは全く目に入らないのか、
それとも先にこの場所に座らせると決めてしまい、
それ以外の選択肢を考える余裕がないからか、
端の方の2人掛けのテーブル席に通されます。
そして、私の後の2人組が待たされています。
謎です。

さらに待ちます。
この時点での、私のいるエリアについて説明しておくと、
2人掛けのテーブル席に私ひとり。つけ麺を注文。
そして、私の後から来た2人組が、隣の2人掛けのテーブル席に陣取ります。
こちらはつけ麺+たまごに辛つけという注文。
まあ、太麺ですから多少待つのは致し方ない。
そして、やっとのことでおっさんが運んできたつけ麺。
間違いなく私のです。
・・・隣の席に置かれました。
これこれ、2人組とひとりの席があって、丼がひとつだけですから。
そして見る限り、今回のロットではこの丼が最後ですから。
その状況において、2人組のほうに丼を持って行きますか、普通?
あなたんとこの厨房は、2人組の注文をバラバラに出すの?出さないでしょ?
隣のお客さんが「えっ?オレはたまご入りだけど」とおっさんに告げます。
そうそう、だから私のだってば。
じゃあ、こちらに・・・と思う間もなく、
「たまご、今すぐお持ちします!」と言い放って消えるおっさん。
あーあ。
そのとき、私の顔はよっぽど怒りに打ち震えていたのでしょう。
たまごを持ってきたおっさん、ようやく気がついたようです。
「すいません、すぐお持ちしますので!」
いやいや、すぐは無理でしょうが。

なおも待ちます。
あまりの仕打ちに時計を見るのも忘れてしまいましたが、
ほとんど並ばずに入ったにも関わらず、30分以上経過してると思われ。
やっと登場しました。間違いなく、私のつけ麺です。
・・・たまごが入ってます。
「すいません、サービスですんで」
ちょっと得したかも、と喜んだのはいいが、
よくよく考えて見れば、つけ麺+たまごで注文してた隣の人の分が
私に回ってきただけじゃないか!
どこがサービスじゃい!

さて、もしかすると私は、このブログにおいて
このような怒りのコメントを載せるべきではないのかもしれません。
なぜなら、私の食べたつけ麺は、それはそれはおいしかったからです。
どちらかというと豚骨のズシリと効いた味は苦手とするところなのですが、
ここのつけ汁は濃厚だけどしつこさがない。
麺もごわごわしすぎず、かとってへたることもなく。
焼き石を入れれば、冷めたつけ汁が熱々になるだけでなく、
香ばしい匂いがさらに食欲をそそる。
見事というほかない。

が、この味の見事さが余計に接客のお粗末さを際立たせることになるわけで。
もちろん、接客担当の接客業としては致命的な勘の悪さは問題ではありますが、
そこだけに罪を負わせるのは酷というものでしょう。
店自体が、あの規模の店舗を制御しきれないところが問題なのです。
どうせ待たせるのなら、いっそのこと席数を減らして
空いたスペースに長いすをずらーっと並べて、そこに並ばせるとか。
それならちゃんと制御できるでしょ。
で、たぶん今と売り上げ変わらないと思う。
あるいは完全セルフサービス。
「何番のかたぁ~!」と呼び出すと、番号札持ったお客さんが取りに来る。
あんな不愉快な思いをするくらいなら、そのほうがまだましかと。

改めて言う。
この店のつけ麺はうまい。非常にうまい。
だが、不愉快だ。
この店には必ず再訪する。
もうひとつの看板メニューである「煮干しそば」も食べてみたいし。
そのとき、この店は私をどのように迎えてくれるのだろうか。
楽しみにしている。

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コメント

ものスッゴイよくわかる・・・光景が目に浮かぶようですわ。
僕も先日同じような目にあいましたんで。

せっかく味は良くて美味いのに、あのおっさん1人のせいで

「あぁ~美味しかった。また来よう♪」って気持ちには100%
なれないですよね。

即刻改善願いたいところです。無理かなぁ~・・・。

投稿: AJ | 2008年2月12日 (火) 03時08分

☆ AJ さん
私も仕事で数多くのバイトを使う身なので、
人材難とか、来てもアホばかりとか、
苦労は分からないでもないのですが、
でも、酷すぎるなぁ。
店主はどう考えてるんだろ。
味のことだけで頭一杯なのかな?

投稿: サル番長 | 2008年2月12日 (火) 23時42分

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