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2008年2月

春嵐 とらと燕の 舞う渋谷

なんですか、土曜日の嵐は。
目開けてられないですし。駅まで歩くのがまず大変。
ところどころで電車が止まっているようです。
そんな中、向かうは渋谷。
そんな思いしてまで食べに行く。
それがラーメンです。
はい、まともな神経の持ち主のアナタ、
ツッこんでいただいてけっこうです。
完全に開き直ってます。
脳内BGMは「黄砂に吹かれて」。
♪たぁびぃびとぉ~

まずは東急東横店で2月27日まで開催の「福島物産展」に出店している
白河の名店「とら食堂」。
15時過ぎで5人くらいの行列です。
大行列でもないのね。これは多いのか少ないのか。
中華そばが食券売り場の表示では701円。
中途半端な数字だなぁと思ってたら、実際は700円でいいらしい。
どういう理由か分かりませんが、みんな買う前に小銭探してますから。
席に座るまでは早い。そこから出てくるまで10分くらい。
ひとことで言うなら、普通。いたって普通。
これは別に否定的な意味ではなく。
なんだか近頃のラーメンっていじりすぎてるような気がして。
それにつれて、自分の舌もおバカになってる気がして。
なんか、こういう「普通」のラーメンって大事だな、と。
仕事自体は決して普通ではなく、
手打ち麺のぴろぴろっとした食感、煮豚ではない本当の焼豚、などなど。
こういう「普通」の味を、近所で日常的に食したい。

強風吹きすさぶ渋谷をぶらぶらした後、次に向かうは「麺酒場 凪」。
開店直前の店の前には、FILEさんマッハさんkenちゃん。という面々。
みなさん、この陽気にシャッターはいかがなものか。
・・・全く問題ないです。
さて、プレミアムモルツで喉を潤した後に食すは
本日バンタムくんが担当する日替わり麺、燕三条風和え麺。
煮干し&背脂を効かせたあの強烈ご当地ラーメンを
汁無しで仕上げたという意欲作。
確かに煮干しガツンだし背脂ドサッなわけですが、
意外と攻撃性は少なく、丸くてやさしい味かも。
まあ、ダメ男に暴力振るわれた後で「あの人意外とやさしいの・・・」
なんていう「やさしい」もあるわけですが、
この場合は、個人的には抵抗なくすいすい入ったということで。
岩海苔の風味がいい感じで効いてたな。
みなさんは最後にライス投入。
マッハさん、大ライスをどん。それだけで一食以上ですから。
小食な私は、メンマとチャーシューと残りの汁をつまみにビールおかわり。
しょっぱさがまたビールに合います。
実は、凪で夜にお酒を飲むのは今回が初めてだったのですが、
まったりとできて非常によいですなぁ。
最近は月音@西小山をはじめ、お酒を楽しむラーメン屋が増えてきまして、
とても嬉しいですが、出費がかさんで大迷惑です(笑)

とまあ、そんなこんなで満足の渋谷。
耳の中がジャリジャリ。
♪たぁびぃびとぉ~

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つけめんTETSU(品達)の罪深き味

さて、先日私は会社帰りにボケーッと歩いていたところ、
駅の階段で足を踏み外して足首を捻挫。
しばらくの間は歩くのも一苦労という状態で、ラーメン行脚などもってのほか。
そんなストレス溜まりまくりの日々だったのですが、
やっと歩くのには不自由しないくらいまで持ち直しまして、
そうなるとやっぱり行動したくなるわけですよ。
会社帰りにいそいそと。

ところが、その日はいきなり「ど・みそ」の材料切れで出鼻をくじかれまして、
夜の銀座で途方に暮れ、やっぱり無理しちゃいかんということかな、
そのまま帰ろうか、なんて気分で山手線に乗り込んだわけなのですが、
そういえば途中に「品達」があるじゃないか、ということで
気力も持ち直してきたわけです。
この時点では、その後さらにトホホな事態が待っているとは思いもせず、
品川駅で下車し、線路沿いをいそいそと。

「品達」という集合施設は、近いといえば近いのですが、
通勤の通り道というわけでもなく、
そういう位置取りだと、いつでも行けるしと思って
結局なかなか行かなかったりして、結局未訪だったわけで。
そういう意味では、ちょどいいタイミングです。
で、入ったのは「つけめんTETSU」。
21:50到着時点で2名待ち。
店内見渡してみれば、かなり広い。
厨房前にカウンターが数席に、テーブル席が数十席。
前の2名もすぐに席に通されたし、すでに食べ終えて席を立つ客もいて、
これはすぐに入れると思ったわけですが、
人気店がこの程度の待ちとはラッキー!と思ったわけですが、
なんでだろう。待たされます。

ホール係はおっさん2名とおねえさん1名。
特におっさんは一見店内のあちこちを行ったり来たりして、
あくせく働いているように見えるのですが、
何往復もしてる付近の丼はそのままだし、仕事が全然進んでません。
その上、注文を間違えてるというクレームが各方面から上がってます。
完全にテンパってます。
そのうちにカウンターの1席が空いて、
どう考えてもそこに私を座らせればいいのに、そこは全く目に入らないのか、
それとも先にこの場所に座らせると決めてしまい、
それ以外の選択肢を考える余裕がないからか、
端の方の2人掛けのテーブル席に通されます。
そして、私の後の2人組が待たされています。
謎です。

さらに待ちます。
この時点での、私のいるエリアについて説明しておくと、
2人掛けのテーブル席に私ひとり。つけ麺を注文。
そして、私の後から来た2人組が、隣の2人掛けのテーブル席に陣取ります。
こちらはつけ麺+たまごに辛つけという注文。
まあ、太麺ですから多少待つのは致し方ない。
そして、やっとのことでおっさんが運んできたつけ麺。
間違いなく私のです。
・・・隣の席に置かれました。
これこれ、2人組とひとりの席があって、丼がひとつだけですから。
そして見る限り、今回のロットではこの丼が最後ですから。
その状況において、2人組のほうに丼を持って行きますか、普通?
あなたんとこの厨房は、2人組の注文をバラバラに出すの?出さないでしょ?
隣のお客さんが「えっ?オレはたまご入りだけど」とおっさんに告げます。
そうそう、だから私のだってば。
じゃあ、こちらに・・・と思う間もなく、
「たまご、今すぐお持ちします!」と言い放って消えるおっさん。
あーあ。
そのとき、私の顔はよっぽど怒りに打ち震えていたのでしょう。
たまごを持ってきたおっさん、ようやく気がついたようです。
「すいません、すぐお持ちしますので!」
いやいや、すぐは無理でしょうが。

なおも待ちます。
あまりの仕打ちに時計を見るのも忘れてしまいましたが、
ほとんど並ばずに入ったにも関わらず、30分以上経過してると思われ。
やっと登場しました。間違いなく、私のつけ麺です。
・・・たまごが入ってます。
「すいません、サービスですんで」
ちょっと得したかも、と喜んだのはいいが、
よくよく考えて見れば、つけ麺+たまごで注文してた隣の人の分が
私に回ってきただけじゃないか!
どこがサービスじゃい!

さて、もしかすると私は、このブログにおいて
このような怒りのコメントを載せるべきではないのかもしれません。
なぜなら、私の食べたつけ麺は、それはそれはおいしかったからです。
どちらかというと豚骨のズシリと効いた味は苦手とするところなのですが、
ここのつけ汁は濃厚だけどしつこさがない。
麺もごわごわしすぎず、かとってへたることもなく。
焼き石を入れれば、冷めたつけ汁が熱々になるだけでなく、
香ばしい匂いがさらに食欲をそそる。
見事というほかない。

が、この味の見事さが余計に接客のお粗末さを際立たせることになるわけで。
もちろん、接客担当の接客業としては致命的な勘の悪さは問題ではありますが、
そこだけに罪を負わせるのは酷というものでしょう。
店自体が、あの規模の店舗を制御しきれないところが問題なのです。
どうせ待たせるのなら、いっそのこと席数を減らして
空いたスペースに長いすをずらーっと並べて、そこに並ばせるとか。
それならちゃんと制御できるでしょ。
で、たぶん今と売り上げ変わらないと思う。
あるいは完全セルフサービス。
「何番のかたぁ~!」と呼び出すと、番号札持ったお客さんが取りに来る。
あんな不愉快な思いをするくらいなら、そのほうがまだましかと。

改めて言う。
この店のつけ麺はうまい。非常にうまい。
だが、不愉快だ。
この店には必ず再訪する。
もうひとつの看板メニューである「煮干しそば」も食べてみたいし。
そのとき、この店は私をどのように迎えてくれるのだろうか。
楽しみにしている。

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パビリオン山椒魚

うちのカミさんの心の恋人(夫公認)であるオダギリジョーが、
昨年末に香椎由宇と結婚した。
すると、私の心の愛人(妻公認)である麻生久美子嬢の結婚も
なぜかその翌日に報道され、
夫婦ともども微妙なダメージを喰らうという、微妙な年の瀬だったのだが、
何はともあれ、オダジョーと香椎由宇の出会いの場となったという
「パビリオン山椒魚」なる映画を見てみようではないか、ということで。

各界から絶賛、というその絶賛のされ方からして
かなり怪しいなとは思ってたんだけどね。
これからつこうとしてる嘘の方向性は認めなくもないんだけど、
その嘘のつき方が間違っているというか。
出だしから、日常と嘘の絡め方が中途半端。
乗れない。
それって、あなたがこの映像世界を認めることができない
偏狭な人間だからでしょ、などと言われてしまうと
それだけのような気がしないでもないが、
いやいや、単に下手なだけでしょ。

この映画の売り文句に「ジェットコースタームービー」ってのがあったけど、
それ、冗談でしょ?
あのゆるゆるのどこが?
花やしき?
結局、テンポが悪いのよ。
確かにジェットコースター的に次から次へと盛り込もうとしてるけど、
次から次への世界に引きずり込むドライブ感に欠けてるわけ。

妻としてはこの映画を「横溝正史のパロディ」と見ていたらしく、
なるほどそう捉えると、この映画の鈍重さが理解できる。
が、あの頃の横溝正史モノは、「鈍重」なのではなくて「重厚」なのだよ。
重いけどキレる。
その違いも分からず、ただダラダラとした映画撮ってはいかんでしょ。

で、結局唯一面白かったのが、おまけでついてた予告編。
これ見ると、テンポよくて、とても面白そうに感じる。
正に「ジェットコースタームービー」。
これだよ。

あと、オダジョーと香椎由宇について。
妻曰く、オダジョーが香椎とベタベタしてる場面で
明らかにオダジョーがノッてるのがむかつく。
だそうです。

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昭和は遠くなりにけり

高校時代の友人と久しぶりに再会した。
渋谷のとある飲み屋で待ち合わせ。
席に通されて最初に私の目に入ってきたのは
当時より30キロ太ったというMくんで、
思わず「お前誰だよ!」とツッコミ入れた。

みなそれぞれに齢を重ね、
それぞれにいろいろと背負って生きているわけだが、
なんか根っこの部分は何も変わってないなぁ。
それが面白いし、嬉しかった。

9時過ぎに店を出て次を探すが、金曜のこの時間はどこも満席。
開いてたのは・・・「王将」。
高校時代にはよく利用した居酒屋だ。
最初は今さら王将かぁ、という感じではあったのだが、
いざ大広間の座敷に通されてみれば、
なんだか「コンパ」だよね、懐かしいなぁ、と。
昔話に花が咲く。
昭和の話だ。

12時過ぎに電車を降りると、小腹が空いた感あり。
帰り道にほど近い、環八沿いの「さつまっ子」へ。
タクシーやトラックの運転手に、ちらほら若者が混じる。
深夜でもなかなかの賑わいだ。
最近はトンコツでも素材の味をガツンガツンと
やたらと効かせまくった味が主流だが、
この店の、今となってはあっさりとも言えるトンコツ醤油は
懐かしくもあり、かえって新鮮でもあり。
昭和の味だ。
たぶん、これからも変わらないのだろう。
それでいいと思う。

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