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二郎生活25年の思いに自滅する ラーメン二郎@三田本店

「どうしても今日、行きたいんだよ」
「あなた、正気ですか?」
「いや、正気じゃないと思う」
「分かったわ。いってらっしゃい、おバカさん」

1月5日(土)の朝に妻と交わされた会話を再現してみました。

その前日、我が家は朝の8時からいわゆる浦安ねずみ屋敷を訪れ、
三が日よりは少ないとはいうものの、かなりの人混みの中
未就学児なのでそうたくさんのアトラクションは楽しめないとはいうものの、
並んでは遊び、遊んでは並びを繰り返し、寒い中パレードの席取りなどもし、
結局エレクトリカルパレード終了の20時まで12時間遊び続け、
私はそのうち優に半分の時間を行列や席取りに費やしたわけです。
その翌日に私が行きたいと言ったのが、こともあろうに
行列の殿堂ともいうべきラーメン二郎の、それも三田本店の仕事始めですから、
妻が正気かと問いただすのも無理はありません。

しかしながら、詳しくは旧ブログのこちらなどをご覧いただきたいわけですが、
私にも二郎三田本店に対するひとかたならぬ思い入れがありまして。
あるマンガの登場人物が「教師生活25年!」と、事あるごとに叫んでましたが、
思えば二郎生活25年ですよ。
青春と二郎。
恋と別れと二郎。
夢と希望と絶望と二郎。
人生の半分以上は二郎とともにあるわけですよ。
とはいえ最近はなんとなく、目黒や神保町でたまに食べられればいいや、
的なモードになっていたところ、なぜか今回の年末年始は三田二郎のことを考えると
私の前頭葉から延髄に至るまでが狂おしくももどかしい状況に陥り
ついにこのような無茶な年始詣となった次第であります。

最近は開店が早いらしいので、9時に到着です。
・・・すでに30人を超える人々が店の前を埋め尽くしていました。
みなさん、正気ですか?
そして、私が到着したのとほぼ同時に営業が始まったらしく。
早いとは聞いていたのですが、9時開店ですか。。。
それはそれでまた凄い。
行列は正面入り口から折れ曲がって後ろへ進み、
さらに駐車場のところで折れ曲がって中程まで。
待つ。

もっと早く来ればよかったのか?いや、そんなことはない。
開店してすぐに入店の、いわゆる「シャッター二郎」というのは、
ある意味名誉かもしれないが、味の点でいえば今ひとつ。
やはり、ある程度丼をさばいてからでなければ味がこなれてこない。
今くらいの位置がちょうどいい、なんて考えつつも、思うことは
ただひたすら、寒い!
すっげー寒い!!
朝の身を切るような冷たさは、夜に並ぶより厳しいかもしれない。
待つ。

45分で正面入り口側まで進出。
先が見えてきた。
が、このあたりで前日のダメージが利いてきたのか、
頭がぼーっとしてきた。
体の新陳代謝がうまく機能していないのを実感。
が、あと少しだ。
待つ。

10時10分頃、ようやく入店。
今回は麺少なめで。
やっと意地張らずに少なめコールできるようになってきた。
やがて、ああ歓喜の瞬間、丼の登場!
スープは乳化しておらず、さらりとしている。
これこそ本当の二郎のスープなり。
私の認識では、二郎は豚骨を使っているといっても、
いわゆる「豚骨ラーメン」ではない。
二郎の味は、「ぶた」から出る肉汁のダシが大事なのだ。
そういう意味では、京都の第一旭あたりに近いといえる。
で、その肉汁を生み出す「ぶた」なのだが、
なぜ二郎ではチャーシューと言わずに「ぶた」なのか。
それは、あくまであの「ぶた」はスープのダシをとるのがメインであって、
トッピングはおまけと考えているがゆえの「ぶた」なのだ。
であるがゆえの大サービスのてんこ盛りなのだ。
というのはあくまで憶測で、別に二郎のおやじに聞いたわけでもないが。
おやじに聞いたところで、適当なこと言いそうだし。
それはそれとして。
で、今日のスープは肉汁がばっちりと利いてGoodだし、
「ぶた」もやわらかジューシィだし。
おまけでこのやわらかさはないな、ダシとるだけのわけないな、
とあっさり前言を撤回したりして。
それから、麺のやわらかさ。
最近はこの手の味が増えてきて、どこでも食べられるようになったけど、
亜流の店の麺って、ごわごわしすぎるのである。
それに比べ、絶妙のやわらかさ。見事です。
本当にうまい。
いやぁ、最高でした。ここまでは。

ここまでで片付けたのが約半分。
このあたりで突然、体がまったく丼の中身を受け付けなくなってしまった。
体中から脂汗。
胃も痛み出した。
どうやらここにきて、私の体は限界に達していたようなのです。
確かに、前日のねずみ屋敷のせいでボロボロな上に、
さらに行列は無茶だもんなぁ。
でもってさらに、二郎生活25年ということは、
もうかなりいい歳なわけで。
どうも二郎のことを考えると、二郎に出会った頃の
十代の気持ちで物事を考えてしまうのだが、そりゃダメだわ。
残念ながら、途中リタイア。
麺少なめなのに、残してしまった。
ごめんなさい。猛烈に反省です。
しかし、そこまで人を狂わせるほどに魅力的であるのもまた事実。
また、ここまで人を狂わせる理由として、
社会人が土曜日以外は食べに行きづらい、ということが挙げられる。
敷居の高さが無茶をさせるのである。
ここはひとつ、旧助手サカイさん(現「いごっそう」店主)以来の
夜営業復活とはいかぬものか。
助手さんもけっこう長いし。大丈夫でしょ?
と言うだけ言ってみる。

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