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2007年12月

二郎インスパイアのインスパイア 神勢。@本郷三丁目の男山らーめん

職場から歩ける距離にあるため、昼休みにたまに訪れる神勢。。
。がふたつ続くのも変なのだが、店の正式名称が「神勢。」なので仕方ない。
それはそれとして。
今回、初めて夜に行ってみた。
夜のみの限定「男山らーめん」。
「角ふじ 田代浩二公認」なのだそうだ。
田代と聞くと大洋の”オバQ”田代を思い出す私だが、
それを語っていては話が前へ進まない。田代まさしも捨て置く。
田代浩二とはいわゆる二郎インスパイア系として名を馳せる
「角ふじ」のオーナーというかなんというか。
そのへんの説明は他をあたってください。
その角ふじの味を模して作られた、角ふじインスパイアというべきラーメンが
男山らーめんなのである。
しかしながら、二郎のインスパイアである角ふじのそのまたインスパイアという
なんとも微妙な構図はあたかも
武藤敬司のモノマネをする神奈月のモノマネをする人のようであり。
その例えははたして正しいのか?
武藤敬司の面影は微塵もないが。
なおかつ、私はこの男山らーめんの元ネタであるところの
角ふじを未だ食していないのであるが、
それもまた微妙であり、あたかも
新垣結衣は知らないが新垣結衣似のAV女優にはお世話になっているかのようで。
ええい、ここで例え合戦してどうする。
と、ここまでが券売機を前にして
私の頭の中を駆けめぐった感情のあれやこれやだと思っていただきたい。

そして、普通盛りの食券を手にカウンターに陣取ります。
接客担当のおっさんに食券を手渡すと、トッピングの有無を聞かれます。
実は、以前どこかのブログを見たときに、トッピングについて
ニンニクがデフォで投入されるようで、追加すると多いかも?という記載を見たので
ニンニクは最初から入っていますか?とおっさんに聞くと、そうですとのこと。
それじゃ普通で。
待つ。
・・・なんか引っかかる。
あのー、ニンニク最初から入っているというのは、トッピングのことですよね?
と、改めて聞くと、
スープの中に少し入っていますよ、と答えるおっさん。
えっ?
ちょっとそれ、おかしいでしょ!
二郎インスパイアのインスパイアなわけですから、
そこでニンニクのこと聞いたら、まずトッピングのニンニクのことでしょ!
スープ中のニンニクのこと言いたいなら、
まずトッピングのニンニクについて言及した上で、
なお、スープ中にも多少ニンニクは含まれてますと答えるべきでしょ!
それって、あたかも
かまやつひろしって人知ってますかと聞いたら
かまやつひろしという犬のことは知りませんって答えるようなもんでしょ!
この例え全く違うよ!
でもそのくらいカチンときたと言いたいわけだよ!
と怒鳴りつけたいところをぐっと抑える二児の父。
かまやつひろしが、って言っても意味ないし。
そういう問題でもないが。
・・・んじゃ、ニンニクのせてください。
ふーっ、疲れた。
その様子を見ていた厨房担当のおにいさん、おっさんに聞きます。
で、どうなったの?
おっさんは言います。
普通で!

????????????????

普通って、どういうこと?
つまり、ニンニクのってるのが普通ってこと?
ようするに、トッピングに最初からニンニクはのっていて、
なおかつスープの中にもニンニクは入っている、ということ?
もうやり返す気力なし。
おっさん恐るべし。

さて、当然太麺のため、完成までそこそこ待たされます。
スープが雪平鍋に注がれ、その中にかえしを入れ、温めます。
背脂は丼のほうへ投入。なぜこっちはスープといっしょに温めない?
それが角ふじ流なのか?よく分からんが。
麺ができあがり、別途テボで茹でられていた野菜を盛りつけ。
トングで少しずつ丁寧に盛って山を作っていくのだが、
最終的に雪崩のように崩れてしまい、工程として明らかに無駄。
もっと最初からドカッと盛ってもよさそうだが。
しかし、店側のこだわりとして見て見ぬふりをしよう。
かえしをまわしかけ、ニンニク投入。
そうです。ニンニクは、間違いなく投入されました。

目の前に男山らーめんが登場しました。
この文章だと注文から登場までに30分くらいかかった風ですが、
正確には10分程度なので念のため。
スープはかなりクリーミィな豚骨で、とげとげしさはなく、まろやかすっきり。
麺については、神勢。の通常の麺はかなり柔らかめなのですが、
男山の麺はごわごわした食感で、巷の二郎インスパイア系の麺そのものだなぁ、と。
個人的には本家の柔らかさが欲しいんですけどね。まあこれはこれでよし。
ボリュームは二郎@目黒程度でしょうか。
野菜も時間かけてたのでたくさん入っているかと思いきや、たいした量ではなく。
たぶん増しだとまったく違うんでしょうけどね。
さて、ニンニク。
全体的な印象としてはきれいにまとめられている感があり、
逆に言えばワイルドさに欠けているのですが、
ニンニクだけひとり気を吐いているというか。
二郎系によくある刻みニンニクではなく、
さらに角ふじ系特有の醤油漬けの刻みニンニクでもなく、
不規則に砕かれている。
そのため、中には半かけくらいのニンニクも見られ。
しかもかなり強烈。辛い。
全部食したら翌日の夜くらいまで影響を及ぼしそうな勢い。

正直あまり期待していなかったのですが、意外と食えた。
ただ、接客のおっさんは煮ても焼いても食えぬ。

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「ど・凪」で、ほんの少しだけ

人は1日の中で、電車の混み具合のことを考えたり、仕事のことを考えたり、
昼飯のことを考えたり、天気のことを考えたり、
好きな人のことを考えたり、嫌いな人のことを考えたり、
おっぱいのことを考えたり、おちんちんのことを考えたり、
いろんなことを考えているわけですが、
その考えることの中で、この日本という国のことや、地球のこと、
そして、愛のことや、助け合うこと、なんていう、
口に出したらちょっと恥ずかしいような、でもとても大事なことを
ちゃんと考えるようにしよう、と思うのです。
12月9日(日)は、そういうことを、ほんの少しだけ多く考えた日でした。

ラーメン店「ど・みそ」と「凪」、そしてラーメンブロガーたちがタッグを組み、
新潟中越沖地震の被災地支援のためのラーメン製作に取り組んだ企画、「ど・凪」。
http://kuniroku.com/donagi
11時から渋谷の「凪」にて、この日限定の味噌ラーメンが振る舞われました。
1杯900円、収益の50%は震災復興支援の活動費用にあてれられます。

もう、ずいぶん前のことになりますが、ある年の春に、勤めていた会社を辞めました。
そして、5月。ぶらぶら各駅停車でラーメンを食べる、という旅に出ました。
東海道線を西へ。最終目的地は尾道の朱華園。
京都、大阪を経て、神戸に着きました。
三宮駅前のビルは、壊れていました。

この年の1月、神戸を大地震が襲いました。
連日、衝撃的な光景がテレビや新聞・雑誌を賑わしましたが、
春先になると、世間はすっかり、震災のことなど忘れていました。
私も、そのひとりでした。
しかし、5月の神戸には、痛々しいほどの震災の傷跡が残されていました。
いや、傷跡などではなく、私のすぐ目の前に震災はあったのです。
電車は三宮を過ぎ、最も被害の大きかったといわれる長田地区へ。
瓦礫の山。
1月にテレビで見ていた光景と、なにひとつ変わっていません。
それなのに、テレビで見なくなったから、新聞で取り上げなくなったから、
それだけの理由で、私は勝手に私の中で震災を終わらせていたのです。

「凪」の店内外には、新潟の震災の様子を伝える写真の数々が飾られていました。
ここにもまた、終わっていない震災があります。
神戸の光景を目にしたとき、私はただ、呆然とするしかありませんでした。
でも、今回は、少しだけ何かをすることができます。
本当に少しだけですが。

「ど・凪」限定ラーメンをいただきました。
味噌の風味がいい。ちょっとしょっぱめかもしれないですが、
私はこれくらいが好き。
新潟ということで、彼の地の濃厚味噌ラーメンを意識したのかな?
もろとんこつがくるのはちょっと苦手な私ですが、
とんこつに鯛の煮干しをブレンドしてあるそうで、
口当たりマイルド。
トッピングにもかわいい鯛の煮干しがちょこっと載せられてました。
麺はかなり細めだけど、最後までへたらず切れ味よし。
ロースのチャーシューはほどよい噛みごたえがあり、美味。
とてもおいしいラーメンでした。

満足のうちに退出。
震災復興の祈りを込めて、お支払い。
本当に少しだけですがお役に立てれば、と。
このくらいのことで、自己満足に浸るのもなんなのですが。

そして今日、いつものように電車の混み具合のことを考え、仕事のことを考え、
いつものように1日は過ぎていきます。
が、これからはちょっとだけ、考えるようにします。
この同じ時に、いつものような1日を過ごすことすらままならない人々がいる。
そんな人々に、何か少しでも、できることはないか。
本当に少しだけですが、考えてみます。

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絶対王者と呼ばれし者

よくやった、と書くべきなんだろうな、たぶん。
実際、本当によくやったわけだし。
12月2日、プロレスリング・ノアの小橋建太は、
546日ぶりにリングに復帰したわけである。

正直、小橋のいない時期のノアの興行は厳しかった。
三沢もいろんな意味で、もうそんなに動けるわけではないし、
秋山も一時期の勢いはないし、田上は死火山というか、すでにマグマ枯渇してるし。
その下の世代でメイン張れる器はジュニアヘビーの連中だし。
森島はいじめられっ子顔だし。デブだし。
力皇、情けない。
ということで、やっぱり柱がないわけですよ。
サモア・ジョーになにができる。

で、復帰試合を見て。
やっぱり厳しいなぁ。
けさ切りチョップだの、見せ用の技はそこそこ見られるのだけど、
技と技のつなぎの動きや、受け身の取り方など、
ちょっとした動きの中に、どうしようもないブランクを感じた。
痛々しかった。
戻るのだろうか。
戻らないのかもしれない。

しかし。
病人の復帰に頼らざるを得ない状況ってどうよ。
小橋人気に甘えて、人材育成怠ったでしょ。
もう今度何かあったらおしまいなんんだから、
今度はちゃんと下を育てようよ。
絶対王者なんて呼ばれ続けるのはかわいそうだって。
病人なんだよ。
誰か、別に「絶対」じゃなくてもいいんだから、「王者」になれよ。

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